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Q
にきびがなかなか治らない
(中2・女子の保護者)
 娘はもともと皮膚が弱く、湿疹(しっしん)などができやすい体質でしたが、中学1年生頃から顔のにきびがひどくなりました。しっかり洗顔をしたり、市販の塗り薬を使ってみたりしましたが、なかなかよくなりません。気になるのかよく触っているので、顔に痕が残らないか心配です。

A
洗顔の他、栄養や睡眠にも気をつけて
 中学生になると、にきびができる子どもが増えてきます。では、どうしてにきびができるのでしょうか。
 思春期は、ホルモンの影響で皮脂の分泌が盛んになります。毛穴が詰まると、皮脂が毛穴にたまり、これがにきびの始まりとなります。更に炎症が起こり、赤くなったり膿をもったりすると、周りの組織にダメージを与え、痕が残ることがあります。
 にきびの悪化予防には、洗顔、食事、睡眠などの生活習慣が大切です。洗顔は、毛穴に皮脂や汚れが詰まりにくい清潔な肌を保ちます。洗顔料の泡には皮脂や汚れを浮き上がらせ取り除く作用があります。強くこすりすぎると皮膚を傷めるので、優しく洗うようにしましょう。また、ビタミンや食物繊維を含んだ、栄養バランスのとれた食事を心がけてください。肌の新陳代謝を促すためには、睡眠時間をしっかりとって、疲れやストレスをためないことも大切です。
 悪化したにきびをしっかり治すのは、なかなか難しいことです。今は、にきびも皮膚科での治療対象となります。お子さんは皮膚が弱いということですので、あまりよくならないようでしたら、皮膚科で相談することも方法の一つだと思います。

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