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Q
親子関係がうまくいかない
(中3・男子の保護者)
 学校でのできごとや趣味の話をよく聞かせてくれた息子が、最近、話をしなくなりました。家にいる時間も、たいてい自分の部屋にいて、顔を合わせるのは食事の時くらいしかありません。
 受験に向けて勉強している息子を励ますこともできず、この先も親子関係が修復されないのではないかと不安です。

A
ときには、遠くから見守ることも大切
 中学3年生の子どもにとって、この1年間は、自分の進路に大きな期待と不安を抱えながら、たくさんのことを学んでいく時期です。勉強、成績、進路、部活動、学校や学級のことなど、お子さん自身で考えなければならないことも多いのではないでしょうか。
 お子さんは、希望する進路の実現に向けてがんばっている時期です。しかし、反抗期に入り、親との距離感も必要としています。
 前までは何でも話してくれたため、余計に不安になる気持ちはわかります。しかし、反抗期も成長の一つです。お子さんの成長だと認め、「いつでも見守っている。」「いつでも受け入れる。」という姿勢で、親としてどっしりと構えることが大切です。
 もし、お子さんから話しかけてきた時には、今までどおりに接して、話しやすい雰囲気をつくりましょう。親の話に対して反応が薄かったとしても、気にすることはありません。
 親の役目は、子どもと仲よくすることではなく、親がいなくても、自分の力で人生を切りひらいていける強さを身につける機会を与えることではないでしょうか。つまずいたら手を差し伸べるだけではなく、ときには遠くから見守るのも、子どもが成長していくのに欠かせないことだと思います。

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